新築住宅と中古住宅ならどっちがよい?

住宅を購入する時、新築住宅か中古住宅のどちらがよいか悩む方も多いのではないでしょうか。一般的には新築住宅の方がよいイメージがありますが、場所によっては、中古住宅の方がおすすめになる場合もあります。今回は、新築住宅と中古住宅ならどちらがよいのかについて、それぞれの良いところや悪いところを挙げながら紹介します。

新築住宅のよいところ・悪いところ

新築住宅のよいところ・悪いところとはどんな点なのでしょうか?詳しく紹介します。

新築住宅のよいところとは?

新築住宅のよいところは次の2点です。

新築住宅のよいところのひとつ目は、建物が新しいことです。新築物件なので、新しい材料を使って建てられています。そのため新品の香りがして、スッキリした気分で過ごすことができます。

ふたつ目は、税制面で優遇を受けられることです。新築住宅の建築は国がすすめている政策です。そのため、住宅ローンが控除されるなどの税制面における優遇策があります。

新築住宅の悪いところとは?

新築住宅の悪いところとは次の2点です。

新築住宅の悪いところのひとつ目は、購入価格が高いことです。新築住宅は、土地代や建物の基礎工事代、建物本体の工事代、材料代、設備本体代と設置工事費用、作業員の人件費や手数料など、膨大な工数と費用がかかります。

ふたつ目は、理想の場所に建てられないことがあることです。新築住宅を建てる資金があっても、立地環境が整った場所でないと、理想の場所に住むことができません。建てる住宅のことのみならず、「どこに建てるのか」も重要です。

中古住宅のよいところ・悪いところ

中古住宅のよいところ・悪いところとはどんな点なのでしょうか?詳しく紹介します。

中古住宅のよいところとは?

中古住宅のよいところとは次の2点です。

ひとつ目は、購入金額が新築住宅に比べて安いことです。住宅の価格は新築の時がもっとも高く、新築期間が過ぎると新古住宅、中古住宅になってどんどん価値が下がっていきます。一般的に、新築からおよそ20年で建物価格は0円になるといわれています。また、土地代は一定ですが、建物が古くなると解体代がかかるので、その分土地代から差し引かれます。ただしお客さんに販売する時には、不動産屋の儲けを上乗せするので、それなりの価格で売られます。

ふたつ目は、実際に物件を見てから購入できることです。新築住宅は購入前には、完成予定図でイメージするしかありません。そのため、イメージの中で理解することになります。ところが中古住宅には、現物があります。現物を見て良し悪しを判断してから購入することが可能です。

中古住宅の悪いところとは?

中古住宅の悪いところとは次の2点です。

ひとつ目は、建物・設備が古いことです。建物・設備は、新品の時から時間が経つほど経年劣化をします。10年経てば、ほぼ修理が必要になります。あまりにも酷いと、全体的なリフォームやリノベーションを検討しなければなりません。

中古住宅の悪いところのふたつ目は、住宅ローンの審査が厳しくなることです。理由は、住宅が老朽化して価値が下がることから、保の対象にならないからです。担保価値は、立地がよい場所に建っている新築の時がもっとも高く設定されます。そこから離れるほど、担保価値はどんどん下がっていきます。あまりにも新築から時間が経っていると、住宅ローン審査に通らないことも充分あります。

自分に合うのはどっち?向いている人の特徴まとめ

新築住宅に向く人・中古住宅に向く人とはどんな人なのでしょうか?こちらでそれぞれの特徴をまとめたものを紹介します。

新築住宅に向く人のまとめ

次のような人たちは新築住宅に向く人たちです。

①新しい家に住みたい人
➁自分の理想通りの家を建てたい人
➂税制面で優遇されたい人
④瑕疵担保責任保険(かしたんぽせきにんほけん)が機能する家に住みたい人
⑤購入価格が高くても納得できる人
⑥最新の耐震基準の家に住みたい人
⑦住宅の維持費にお金をかけたくない人

中古住宅に向く人のまとめ

次のような人たちは中古住宅に向く人たちです。

①住宅購入金額をできるだけ安く抑えたい人
➁中古住宅でも気にしない人
➂理想の場所に住みたい人
④中古住宅のリフォームやリノベーションに興味がある人
⑤自己資金のみで住宅購入を考えている人
⑥そもそも古い家が好きな人
⑦中古住宅の維持費にお金をかけてもよい人

まとめ

今回は、新築住宅と中古住宅ならどちらがよいのかについて紹介しました。新築住宅と中古住宅についての好みは人それぞれです。一般的には新築住宅が人気があるといわれています。ところが最近は、中古住宅をリフォームやリノベーションしてから住みたい人たちの需要もかなりあります。もし新築住宅と中古住宅のどちらがよいのかお悩みであれば、ぜひ住まいの相談窓口にご相談されることをおすすめします。本記事が、新築住宅と中古住宅ならどちらがよいのかについて知りたい方に届けば幸いです。

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